21日、東京競馬場で行われた第44回クイーンC(3歳牝、GIII・芝1600m)は、内田博幸騎手騎乗の4番人気
ディアジーナ(牝3、美浦・田村康仁厩舎)が、好スタートから道中は2番手を追走。直線に向いて抜け出すと、2番人気
ダノンベルベールの追い上げをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分35秒7(良)。さらに3/4馬身差の3着には8番人気
エイブルインレース(大井)が入り、1番人気の
ミクロコスモスは先団追走から直線で伸び切れず4着に敗れている。
 勝った
ディアジーナは、父メジロマックイーン、母アイネスターキン(その父ビショップボブ)という血統。昨年6月のデビューから3戦目で初勝利。その後も赤松賞(500万下)3着、ひいらぎ賞(500万下)2着など好走を続け、前走の菜の花賞(500万下、中山・芝1600m)で2勝目を挙げていた。通算成績8戦3勝(重賞1勝)。
 鞍上の内田博幸騎手は
オウケンブルースリで制した昨年の菊花賞(GI)以来のJRA重賞制覇で通算10勝目。管理する田村康仁調教師は
レッドアゲートで制した昨年のフ
ローラS(GII)以来のJRA重賞制覇で通算では4勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。