オーシャンS、新星アーバニティが重賞初制覇

2009年03月07日 15:45

 7日、中山競馬場で行われた第4回オーシャンS(4歳上、GIII・芝1200m)は、横山典弘騎手騎乗の3番人気{horse=2004103336:アーバニティ}(牡5、美浦・古賀慎明厩舎)が、中団追走から直線で馬群を割って伸びると、最内から抜け出していた6番人気コスモベルに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分09秒2(稍重)。さらにアタマ差の3着には5番人気アポロドルチェが入った。1番人気のキンシャサノキセキは2番手追走から直線で伸びきれず、10着に敗れている。

 勝ったアーバニティは、父マンハッタンカフェ、母レガシーオブストレングス(その父Affirmed)という血統。半姉に98年阪神3歳牝馬S(GI)を制したスティンガー(父サンデーサイレンス)、95年4歳牝馬特別・東(GII)、ローズS(GII)を勝ったサイレントハピネス(父サンデーサイレンス)がいる。

 06年8月のデビュー戦は13着に敗れ、ホッカイドウ競馬を経て兵庫に移籍。兵庫で4連勝して再び中央入りすると、その後は芝の短距離戦で勝ち星を重ね、前走の韓国馬事会杯(1600万下)を勝ってオープン入りを果たしており、今回は連闘での重賞初挑戦だった。通算成績16戦9勝(うち地方5戦4勝、重賞1勝)。

 鞍上の横山典弘騎手はカンパニーで制した中山記念(GII)に続く2週連続のJRA重賞制覇で今年4勝目、通算110勝目。管理する古賀慎明調教師はレオマイスターで制した昨年のラジオNIKKEI賞(GIII)以来のJRA重賞制覇で、通算では3勝目となった。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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