14日、阪神競馬場で行われた第11回阪神スプリングジャンプ(障害4歳上、JGII・芝3900m)は、小坂忠士騎手騎乗の9番人気(単勝70.8倍){horse=2005105691:トーワヒヨシマル}(牡4、栗東・佐山優厩舎)が、後方追走から鋭い伸び脚を見せ、2番人気スプリングゲントにクビ差をつけ快勝した。勝ちタイムは4分24秒4(重)。さらに1.3/4馬身差の3着に13番人気ミヤビペルセウス。1番人気キングジョイは4着に敗れ、3連単は2,164,520円の波乱となった。
勝ったトーワヒヨシマルは、父ニューイングランド、母がJRA1勝のトーワマドンナ(その父ラムタラ)という血統。昨年4月にデビューし、平地8戦0勝の成績で入障。障害5戦目の前走で初勝利を挙げ、ここに臨んでいた。通算成績14戦2勝(うち障害6戦2勝、重賞1勝)。
鞍上の小坂忠士騎手は昨年の阪神ジャンプS(JGIII、コウエイトライ)以来のJRA重賞制覇で通算10勝目。管理する佐山優調教師は、04年ファルコンS(GIII、キョウワハピネス)以来となるJRA重賞制覇で通算21勝目。障害重賞は84年の初出走以来初勝利となった。