東京ダービー、伏兵サイレントスタメンが差し切り

2009年06月03日 20:10

 3日、大井競馬場で行われたダービーウイーク第4戦・第55回東京ダービー(3歳、南関東G1・ダート2000m、1着賞金4500万円)は、金子正彦騎手騎乗の8番人気(単勝33.1倍){horse=2006104877:サイレントスタメン}(牡3、川崎・足立勝久厩舎)が、後方追走から直線外を一気に伸びると、5番人気ブルーヒーローを1.1/4馬身差交わして優勝した。勝ちタイムは2分06秒7(稍重)。さらに1/2馬身差の3着に2番人気ナイキハイグレードが入り、1番人気ネフェルメモリーは4着に敗れた。

 勝ったサイレントスタメンは、父レギュラーメンバー、母ジプシーワンダー(その父ブライアンズタイム)という血統。昨年8月に川崎でデビューし、4戦目で初勝利。6番人気で出走した前走のクラウンC(南関東G3)を差し切って重賞初制覇を果たしていた。通算成績12戦5勝(重賞2勝)。

 鞍上の金子正彦騎手、管理する足立勝久調教師ともに東京ダービー初勝利。2着のブルーヒーローも足立師の管理馬で、ワンツーフィニッシュとなった。

【金子正彦騎手のコメント】
「騎手生活30年で初めてのダービー制覇となり、最高に嬉しい。前回もあのくらいの脚を使っていたので、今回もいけるかなと思っていたが、驚いた。後ろから直線一気という形になったが、前の馬が止まって見えた。最後は絶対交わせると思った。サイレントスタメンはどんどん強くなっているので驚いています」

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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