現地時間16日、英・アスコット競馬場で行われたクイーンアンS(4歳上、英G1・芝8f、9頭立て)は、R.ヒューズ騎手騎乗の2番人気パコボーイ Paco Boy(牡4、英・R.ハノン厩舎)が、チェザーレ Cesareに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分39秒31(良)。さらに1/2馬身差の3着にはアクラーム Aqlaamが入った。なお、1番人気のグラディアトゥーラス Gladiatorusは6着に敗れている。
勝ったパコボーイは、父Desert Style、母Tappen Zee(その父Sandhurst Prince)という血統の愛国産馬。07年9月にデビューし、2戦目で初勝利。昨年10月のフォレ賞(仏G1)でG1初制覇を挙げると、今年初戦には日本からウオッカも出走したドバイデューティフリー(首G1)に挑戦し8着に敗退。前走のロッキンジS(英G1)は4着に入っていた。通算成績14戦9勝(重賞5勝)。