5日、福島競馬場で行われた第58回ラジオNIKKEI賞(3歳、GIII・芝1800m)は、蛯名正義騎手騎乗の5番人気
ストロングガルーダ(牡3、美浦・久保田貴士厩舎)が中団追走から、直線で一旦先頭に立った13番人気
サニーサンデーにクビ差をつけ差し切った。勝ちタイムは1分48秒3(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には2番人気
ストロングリターンが入り、1番人気
イネオレオは6着に敗れている。
 勝った
ストロングガルーダは、父ダンスインザダーク、母フェニックスバード(その父Kingmambo)という血統。昨年8月のデビュー戦(新潟・芝1400m)を制し、くるみ賞(500万下)で2勝目を挙げた。今年初戦のプリンシパルS(OP)は8着に敗れたが、前走のエーデルワイスS(1000万下)を制しここに臨んでいた。通算成績6戦4勝(重賞1勝)。
 鞍上の蛯名正義騎手は
アルナスラインで制した日経賞(GII)に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算84勝目。管理する久保田貴士調教師は
ワイルドワンダーで制した08年根岸S(GIII)以来となるJRA重賞制覇で、通算では5勝目となった。