18日、札幌競馬場で行われた12R・3歳上500万下(ダート1700m)で{horse=2006105353:スギノブレイド}(牡3、美浦・古賀史生厩舎)が優勝。騎乗した横山典弘騎手(41、美浦・フリー)はJRA通算2000勝を達成した。これは史上5人目、現役では武豊騎手に続く2人目の記録達成となる。
同騎手は86年3月1日にデビューし、同年4月29日に初勝利。88年ウインターS(GIII、ソダカザン)で重賞初制覇、90年エリザベス女王杯(キョウエイタップ)でGI初制覇を飾った。その後も91年宝塚記念(メジロライアン)、96年有馬記念(サクラローレル)、98年皐月賞、菊花賞(いずれもセイウンスカイ)などを制覇。今年はロジユニヴァースで日本ダービーを制し、念願のダービージョッキーに輝いた。JRA重賞はGI・16勝を含む113勝。18日終了時点の通算成績はJRA13945戦2000勝(うち障害12戦1勝)、地方268戦45勝。
【横山典弘騎手のコメント】
「2000勝という区切りは特に意識していませんでした。それよりも天候も悪い中、最後まで残っていただいたファンの皆様への感謝の気持ちが強いです。武豊騎手には追いつけないかもしれないですが、歴代2位になれるように頑張りたいです。まだまだ騎手生活は長いと思うので、1つでも多く、ファンの皆様の心に残るようなレースをしていきたいと思います。それは自分だけの力ではできないと思うので、多くの後輩たちと頑張っていきたいです。これからも1鞍1鞍大事に乗っていきたいと思います」
◆JRA騎手歴代勝利数トップ5
1 武豊(40、栗東) 15464戦3236勝
2 岡部幸雄(引退) 18646戦2943勝
3 河内洋(引退) 14940戦2111勝
4 増沢末夫(引退) 12780戦2016勝
5 横山典弘(41、美浦) 13945戦2000勝