16日、福山競馬場で行われた第35回金杯(ダート1600m、1着賞金100万円)は、中西達也騎手騎乗の1番人気
セトノヒット(牡8、高知・松木啓助厩舎)が、2番手追走から直線に向くと、2番人気
フジノコウザンとの競り合いを1/2馬身差制して優勝した。勝ちタイムは1分47秒0(良)。さらに5馬身差の3着には3番人気
ナムラベンケイが入った。
 勝った
セトノヒットは、父エンドスウィープ、母が93年中山牝馬S(GIII)を勝った
ラビットボール(その父ラッキーソブリン)。伯父に84年
ジャパンC(GI)、宝塚記念(GI)を制したカツラギエースがいる血統。
 03年7月に栗東・西園正都厩舎からデビューし、JRAで3勝を挙げた後に高知へ移籍。今年3月のファイナル
グランプリ(福山)で重賞初制覇を飾ると、続く二十四万石賞(高知)も連勝し、前走のオッズパーク
グランプリ2009(園田)でも4着に好走していた。通算成績71戦10勝(うちJRA59戦3勝、重賞3勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。