19日、川崎競馬場で行われた第6回スパーキングサマーC(3歳上、南関東G3・ダート1600m、1着賞金1200万円)は、尾島徹騎手騎乗の2番人気マルヨフェニックス(牡5、笠松・柴田高志厩舎)が、先団追走から徐々に進出するとゴール前で抜け出し、4番人気ルースリンドの追い上げを3/4馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分39秒9(良)。さらに1/2馬身差の3着には1番人気マンオブパーサーが入った。
勝ったマルヨフェニックスは、父エイシンサンディ、母ビューティーエミ(その父ビーインボナンザ)という血統。06年10月のデビューから3連勝でライデンリーダー記念(笠松)を制覇し、3歳時は園田ユースC(園田)、東海ダービー(名古屋)、黒潮盃(大井、南関東G2)、岐阜金賞(笠松)を制すなど全国的に活躍。その後は昨年の帝王賞(交流GI)4着、今年のかきつばた記念(交流GIII)4着など交流重賞でも善戦を続けており、前走のオッズパークグランプリ2009(園田)で約1年9か月ぶりの重賞制覇を飾っていた。通算成績26戦11勝(うちJRA1戦0勝、重賞7勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。