20日、園田競馬場で行われた第41回摂津盃(3歳上、ダート1700m、1着賞金350万円)は、木村健騎手騎乗の1番人気アルドラゴン(牡8、兵庫・田中範雄厩舎)が2番手追走からゴール前で抜け出し、3番人気モエレトレジャーに2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分49秒1(良)。さらに1馬身差の3着には6番人気ラガーチトセオーが入った。
勝ったアルドラゴンは、父ブライアンズタイム、母ドラゴンティーナ(その父Danzig)という血統。JRAでは栗東・昆貢厩舎に所属し、07年名古屋大賞典(交流GIII)で重賞初制覇。兵庫に移籍して以降も、08年六甲盃、兵庫大賞典、園田金盃、09年園田フレンドリーC(すべて園田)と重賞勝ちを重ねており、昨年のJBCスプリント(交流GI)では地方馬最先着の3着に健闘している。通算成績51戦15勝(うちJRA34戦6勝、重賞6勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。