10日、門別競馬場で行われた第53回ステイヤーズC(3歳上、ダート2600m、1着賞金500万円)は、桑村真明騎手騎乗の1番人気コパノカチドキ(牡6、北海道・角川秀樹厩舎)が、中団追走から直線で最内を突いて抜け出し、5番人気ビービーダークライに1馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分51秒3(稍重)のコースレコード。さらに3/4馬身差の3着には6番人気オンワードメモリアが入った。なお、昨年の勝ち馬カオリノーブルは疾病のため出走取消となっている。
勝ったコパノカチドキは、父ブライアンズタイム、母ジェミニスター(その父Nijinsky)という血統。06年1月に美浦・小島太厩舎からデビューし、JRAで3勝を挙げた後にホッカイドウ競馬へ移籍。移籍後3戦目で初勝利を挙げると、前走のディープインパクト・プレミアム(OP)も制し、今回が3連勝での重賞初制覇となった。通算成績32戦6勝(うちJRA27戦3勝、重賞1勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。