17日、京都競馬場で行われた第44回デイリー杯2歳S(2歳、GII・芝1600m)は、小牧太騎手騎乗の1番人気
リディル(牡2、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、道中は後方からレースを進めて直線大外に持ち出すと鋭く伸び、先に抜け出した5番人気
エイシンアポロンをクビ差捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分33秒7(良)。さらに3/4馬身差の3着にスタートで出遅れた2番人気
ダノンパッションが入った。
 勝った
リディルは父アグネスタキオン、母は04年ファイナルS(OP)などJRA7勝の
エリモピクシー(その父ダンシングブレーヴ)。伯母に97年エリザベス女王杯(GI)を制した
エリモシックがいる血統。8月23日のデビュー戦は
リルダヴァルの7着、前走の未勝利戦(阪神芝1600m)で初勝利を飾っていた。通算成績3戦2勝。
 鞍上の小牧太騎手は、
カノヤザクラで制した今年のアイビスサマーダッシュに続く今年のJRA重賞6勝目で、通算19勝目。管理する橋口弘次郎調教師は、同馬で制したアイビスサマーダッシュに続く今年のJRA重賞4勝目で、通算では75勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。