JRAは29日、フランスのクリストフ・スミヨン騎手(28)およびアントニー・クラストゥス騎手(24)に対し、短期騎手免許を交付すると発表した。免許期間はいずれも10月31日(土)から12月30日(水)まで。
スミヨン騎手は、昨年の凱旋門賞(仏G1・ザルカヴァ Zarkava)など数々の大レースを制覇している欧州のトップジョッキー。今年も仏2000ギニー(仏G1)、マルセルブサック賞(仏G1)などを制している。日本における短期免許での騎乗は01年以来となる2回目で、JRA通算成績は64戦7勝。身元引受調教師は栗東・池江泰寿調教師、身元引受馬主は吉田勝己氏。今週はスワンS(GII)でキンシャサノキセキ、天皇賞・秋(GI)ではアドマイヤフジに騎乗する。
クラストゥス騎手は、昨年の仏リーディング9位。日本での騎乗は今回が初めてとなる。身元引受調教師は美浦・藤沢和雄調教師、身元引受馬主は里見治氏。なお、同騎手は10月27日にフランスのリヨン・パリイ競馬場で騎乗した際、後検量に関する規定違反についてフランスギャロより11月10日(火)〜13日(金)の騎乗停止処分を科されており、日本においても当該期間中の騎乗はできない。