マイルCS2着の
マイネルファルケが、万全の対策で京都へ乗り込む。年始の渋滞を回避するために、交通量の少なくなる3日の深夜に美浦を出発し輸送の疲労を軽減させる作戦だ。「この時季は雪が降るし、渋滞もあるからね」と萱野師。「京都であれだけ頑張ってくれたから」と14番人気で好走した舞台で重賞初制覇を意識する。
愛知杯では持ち味の粘り強さを発揮して、2着に健闘した
ブラボーデイジー。レースぶりが一変したが「その前の2戦は引っ掛かっていた。状態や位置取りうんぬんではなく、要は折り合いなんだ」と音無師は冷静に分析する。今回も道中でためが利くかがポイントとなりそうだ。12月31日の栗東坂路では力強い動きで併走先着。中1週でも引き続き好気配が漂う。
マイルCS13着以来となる
トレノジュビリー。中5週となるが、12月30日には栗東CWで5F68.0-38.5-12.7秒を記録。ここを目標に、きっちりと乗り込まれている。藤原英師は「動きはまずまず。前走も最後は来ていたし、京都の外回りはいいね」と前向き。近況は不振続きだが、着順ほど負けているわけではない。メンバー弱化の今回は侮れない存在だ。
提供:デイリースポーツ