カンパニーとドリームジャーニーが日本馬トップ

2010年01月13日 18:00

 13日、IFHA(国際競馬統括機関連盟)による09年度ワールドサラブレッドランキング(WTR)がJRAより発表された。これは昨年の1月1日から12月31日までに出走した馬を対象としたもので、国際ハンデキャッパー会議において決定されたもの。

 ワールドチャンピオンは、136ポンドのシーザスターズ。これは愛チャンピオンSを勝った時の評価で、距離区分はI(1900m〜2100m)となる。また同馬は凱旋門賞にも勝っており、その時のレーティング131ポンドもLコラム(2101m〜2700m)のトップとなる。レーティングが135ポンドを超えたのは97年のパントレセレブル(137ポンド)以来。

 日本調教馬は、カンパニー(天皇賞・秋-1着)とドリームジャーニー(有馬記念-1着)が122ポンドで第19位タイ、オウケンブルースリ(ジャパンC-2着)が121ポンドで第33位タイ、ディープスカイ(産経大阪杯-2着)とウオッカ(ヴィクトリアマイル-1着・安田記念-1着)が120ポンドで第43位タイ、などとなっている。総合ベスト10と上位に入った日本馬は以下の通り。

◆2009年WTR総合ランキング(年齢は昨年のもの)
1 シーザスターズ Sea The Stars(牡3、愛)136、芝(I)・131、芝(L)
2 ゴルディコヴァ Goldikova(牝4、仏)130、芝(M)
3 リップヴァンウィンクル Rip Van Winkle(牡3、愛)129、芝(M・I)
4 フェイムアンドグローリー Fame And Glory(牡3、愛)128、芝(I・L)
4 ゼニヤッタ Zenyatta(牝5、米)128、オールウェザー(M・I)
6 レイチェルアレクサンドラ Rachel Alexandra(牝3、米)127、ダート(M)
7 キャバルリーマン Cavalryman(牡3、仏)125、芝(L)
7 コンデュイット Conduit(牡4、英)125、芝(L)
7 ジオポンティ Gio Ponti(牡4、米)125、オールウェザー(I)
7 グラディアトゥーラス Gladiatorus(牡4、首)125、芝(M)
7 ユームザイン Youmzain(牡6、英)125、芝(L)

19 カンパニー(牡8、日)122、芝(I)
19 ドリームジャーニー(牡5、日)122、芝(L)
33 オウケンブルースリ(牡4、日)121、芝(L)
43 ディープスカイ(牡4、日)120、芝(I)
43 ウオッカ(牝5、日)120、芝(M)

※各カテゴリの距離(M:1301m〜1899m、I:1900〜2100m、L:2101m〜2700m)

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