今季初戦を迎える
サンディエゴシチーは、栗東CWで
ヴィーヴァサルーテ(4歳500万下)と併せ馬。大きく前を行く僚馬を4角で射程圏に入れ、ラスト1Fからスパート。軽く仕掛けた程度で鋭い反応を返し、僚馬を一気に突き放した。
6F79.6-38.0-12.0秒。今回からコンビを組む浜中は、3週連続で調教に騎乗する。最終リハを終えて「もうちょっと絞れてもいいかなと思うけど、ひと追いごとに良くなっています」と動きには及第点。見届けた作田師も「予定通り。いい攻め馬ができた」と納得の表情を浮かべた。あくまでも目標は先だが、北の王者として、しっかりと存在感を示したい。
サンライズプリンスは栗東坂路で
ミッキードリーム(3歳オープン)と併せ馬。ラスト1FでGO
サインが入ると、懸命に食い下がる相手を一気に突き放して、2馬身半の先着を決めた。4F51.7-37.9-12.5秒。北村友が「目一杯ではなく、余力を残してこの時計。すごくいい」と絶賛すれば、音無師も「文句ないね」と納得の様子だった。「3着までに入ってくれたら、皐月賞に出られるから」とまずは権利獲りを目指す。別路線組の
サンライズプリンスが、クラシック戦線に旋風を巻き起こす。
提供:デイリースポーツ