18日、中山競馬場で行われた第70回皐月賞(3歳牡牝、GI・芝2000m)は、岩田康誠騎手騎乗の1番人気
ヴィクトワールピサが、道中は中団の内でレースを進めると、直線でも内を突いて鋭く抜け出し、6番人気
ヒルノダムールに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分00秒8(稍重)。さらにハナ差の3着には11番人気
エイシンフラッシュが入った。
鞍上の岩田康誠騎手は
アンライバルドで制した昨年に続く皐月賞2勝目。重賞勝利は
エーシンフォワードで制した阪急杯(GIII)に続く今年4勝目、通算33勝目。管理する角居勝彦調教師は皐月賞初制覇。重賞勝利は
ヴィクトワールピサで制した弥生賞(GII)に続く今年3勝目、通算では34勝目となった。
なお、角居勝彦調教師は
デルタブルースで制した04年菊花賞(GI)、
ウオッカで制した07年日本ダービー(GI)を含め、これで牡馬クラシック完全制覇となった。