2月10日の笠松競馬6Rで通算2700勝を記録した山口竜一騎手(46、北海道・桧森邦夫厩舎)の表彰セレモニーが28日、この日開幕を迎えた門別競馬場で行われた。
山口竜一(やまぐち りゅういち)騎手は栃木県出身。北関東の宇都宮競馬で81年にデビューし、同年の5月10日に初勝利を記録。以来、同競馬のトップジョッキーとして長く活躍したが、05年の宇都宮競馬廃止に伴い、ホッカイドウ競馬に移籍。デビュー以来28年10か月での記録達成となった。
これまでカネユタカオーで91年のとちぎダービーを制したほか、オリエントハンターで00年のとちぎ大賞典を快勝。移籍後は、ヨシノアルテミスで05年のフローラルC、イノセントCに勝つなどコンスタントに勝ち星を積み上げている。昨年は病気のために少ない騎乗機会だったが、オノユウでフローラルCを制している。