9日、水沢競馬場で行われた第36回シアンモア記念(ダート1600m、1着賞金500万円)は、安部幸夫騎手騎乗の2番人気キングスゾーン(愛知)が、1番人気マルヨフェニックス(笠松)に1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分41秒4(良)。さらに6馬身差の3着には3番人気ゴールドマイン(岩手)が入った。
【安部幸夫騎手のコメント】
「前走(房の国オープン)より、さらにいい状態で臨めたし、好スタートも切れた。直線で馬体を併せる形となったので、持ち味の根性を出してくれた」
【原口次夫調教師のコメント】
「コース、距離ともベスト条件だったので、今回は絶対に勝ちたい一戦だった。ここで負ければマルヨフェニックスと避けるローテーションを組まなければならなかったので、勝つことができてホッとしている」
【尾島徹騎手(マルヨフェニックス騎乗)のコメント】
「3コーナーで一撃で交わしたかった。馬場は合っていたが、少し体が細くなっていたかもしれない」
【勝ち馬プロフィール】
◆キングスゾーン(牡8)
父:キングヘイロー
母:マチスマリン
母父:Al Nasr
厩舎:愛知・原口次夫
通算成績:77戦25勝(うちJRA6戦0勝、重賞8勝)
主な戦績:07年サマーチャンピオン(交流GIII)、08〜10年マイル争覇など
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。