イケドラゴンが美浦坂路で力強い動きを披露した。
シンボリボルドー(3歳未勝利)の2馬身半後ろからスタート。ゴール前でパートナーをかわし去り、4F51.8秒、ラスト2Fは12.0-11.9秒。優秀な時計で併走馬に1馬身先着した。「雨がザッと降って走りやすい馬場だったから、思ったより時計が出た。馬の状態はいいよ」。見届けた石毛師は納得の表情を見せる。
前走の目黒記念は主導権を取る形で2着。「流れやハンデ(51キロ)に恵まれたのが大きかったからね。でも今回の52キロもいいし、以前と違って脚元も不安ないんだ」と状態の良さを強調した。
3か月ぶりに復帰する
サンライズベガは、栗東坂路でヒーロー(3歳未勝利)と併せ馬。攻め駆けしないタイプで、格下相手に後れを取ったが、4F52.0-38.3-12.9秒と時計的には十分。馬体の張りも上々だ。音無師は「相手は攻め駆けする馬だし、動きはあんなもの。ひと叩きが理想だけど、条件はいいし、ハンデも手ごろなので」と底力に期待していた。
提供:デイリースポーツ