24日に京都競馬場で行われた第71回菊花賞(3歳牡牝、GI・芝3000m)は、大逃げを打った
コスモラピュタから離れた2番手集団の好位を進んだ川田将雅騎手騎乗の7番人気
ビッグウィークが直線で早めに先頭に立つと、大外から追い込んだ武豊騎手騎乗の1番人気
ローズキングダムの猛追を1.1/4馬身差退けて、3分06秒1(良)の勝ちタイムで優勝、GI初制覇を飾った。さらにクビ差の3着には13番人気
ビートブラックが入った。
ビッグウィークは今年7月の未勝利戦で初勝利を挙げると、続く都井岬特別(500万下)、玄海特別(1000万下)では古馬相手に連勝を飾り、前走、神戸新聞杯(GII)では3着に入り、菊花賞への優先出走権を獲得していた。鞍上の川田将雅騎手は08年皐月賞(GI、
キャプテントゥーレ)以来のGI勝ちで菊花賞は初勝利。管理する長浜博之調教師も菊花賞初勝利で、これで、01年皐月賞(アグネスタキオン)、00年日本ダービー(GI、アグネスフライト)に続き、クラシック三冠制覇を達成した。