プリエミネンス、米で引退戦

2004年01月03日 07:59

 ダート重賞8勝、現役屈指の女傑・プリエミネンス(牝7、美浦・伊藤圭三厩舎)が、米G1レースを最後に引退、そのまま米国で繁殖入りすることが明らかになった。

 出走を予定しているのは2月16日、サンタアニタ競馬場で行われるサンタマリアH(米G1・ダート8.5f)。このレースは90年からG1となり、バヤコア Bayakoa、パセアナ Paseana、セレナズソング Serena's Song、ジュエルプリンセス Jewel Princess、マニスティーク Manistique といった名牝が勝ち馬に名を連ね、賞金総額は25万ドル(約2675万円)。プリエミネンスにとっては初の海外遠征となる。

 プリエミネンスは父アフリート、母アジテーションという血統。3歳時に関東オークス(交流G3)で初重賞制覇を達成すると、交流重賞を中心に活躍。他に浦和記念(交流G2)、エルムS(G3)、マーキュリーC(交流G3)、クイーン賞(交流G3)、マリーンC(交流G3)2回、スパーキングレディーC(交流G3)の重賞勝ちがあり、02年JBCクラシック(交流G1)2着、ジャパンCダートでは00年4着、01年5着、02年4着と、牡馬相手のG1でも好走している。前走は名古屋グランプリ(交流G2)でリージェントブラフの2着だった。1月3日現在の通算成績は49戦13勝(うち地方19戦7勝)。引退後の繁用先、種付け相手などについては未定。

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