勢いは止まらない。先週は東スポ杯2歳Sを
サダムパテックで、マイルCSを
エーシンフォワードで制した西園厩舎。重賞3連続Vへ、
エイシンタイガーを送り込む。金曜は坂路からDPを流した。「絶好調だね。馬に落ち着きが出てきた。抜け出してから遊ぶところがあるが、岩田ジョッキーがうまく乗ってくれるはず。京都は合うし、楽しみ」と指揮官は得意の舞台を前に意欲満々だ。
ダッシャーゴーゴーは坂路で4F62.9秒-45.5秒-13.4秒。軽くしまいを伸ばして、気合を乗せた。安田師が「カイ食いもいいし、自信を持って送り出せる」と胸を張る出来だ。スプリンターズSでは2位入線も4着に降着。ただ、勝ち馬に鼻差まで迫った。「鞍上はCBC賞で力を引き出してくれたし、期待している。ここはクリアしてほしいね」。一方、僚馬の
トウカイミステリーは角馬場から坂路へ。3か月ぶりの実戦だが「力は出せる仕上がり」と状態面に自信をのぞかせた。
グランプリエンゼルは坂路でのウ
オーミングアップ。柿崎助手は「冬毛が出てきたが、馬体の張りはいい。ベストの千二だし、斤量も54キロになるのは好材料」と力を込めた。
提供:デイリースポーツ