25日、中山競馬場で行われた若竹賞(3歳500万下・芝1600m)は、本日復帰した岡部幸雄騎手騎乗の1番人気ダンスインザムード(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)が、2番手からゴール前抜け出して快勝。勝ちタイム1分34秒3で、今年の3歳馬としては1600mの最速タイム。2着は4番人気ツィンクルヴェール、3着には5番人気のマイネピュールが入った。
勝ったダンスインザムードは父サンデーサイレンス、母ダンシングキイという血統で、全姉にダンスパートナー(95年オークス、96年エ女王杯)、全兄にダンスインザダーク(96年菊花賞)がいる良血馬。通算成績は2戦2勝。
また、同馬に騎乗した岡部幸雄騎手(55、美浦・フリー)は復帰2戦目で今年初勝利。02年12月22日の3歳上500万下(エアジラソーレ)以来のJRA通算2881勝目(JRA史上最多)となった。なお、この勝利により、JRA平地最年長勝利(従来の記録は増沢末夫元騎手の54歳3ヶ月27日)を更新している。