?脱夏女宣言?だ。{horse=2004104875:アルコセニョーラ}は08年の新潟記念を制し、昨年、今年と七夕賞で連続2着。だが、活躍の場は実績を残している夏だけじゃない。冬の中山で大暴れの予感が漂っている。
中間は有馬記念と中山金杯の両方を視野に入れて調整をしてきた。「具合はいいですよ」いう畠山助手の言葉通り、狂いは生じていない。勝ち星は夏に集中しているが「成績的にそう思われますが、冬場は体重が絞れないことがありましたからね。この時季が駄目というわけではないし、動きはすごくいいです」と好感触を口にした。
心強いデータもある。前回の覇者アクシオンも有馬出走を目指していたが、賞金不足のため、あと一歩でゲートインを逃している。そして、無念を晴らすように年明けの重賞を快勝。「それはいいですね」と歓迎した畠山助手は、今回の条件についても「中山は問題ないですし、ハンデも54キロまでなら我慢ができる。チャンスはあると思います」と期待を寄せる。明け7歳のベテラン牝馬が、華麗なるイメージチェンジを図る。
提供:デイリースポーツ