K.ファロン騎手に八百長疑惑

2004年03月09日 11:57

 昨年の英国チャンピオンジョッキー、キーレン・ファロン騎手(39)が、21日間の騎乗停止処分を受けることになった。

 同騎手は2日、英国・リングフィールド競馬場のメイドン(未勝利)レースでバリンガーリッジ Ballinger Ridge(セン5)に騎乗。トップを走っていながらスピードを落とし、故意に負けたという疑惑がもたれており、英国各紙によると同騎手は「誤って早くスピードを落としてしまった」と弁明している。

 英ジョッキークラブは、故意に負けた疑惑とは別に、ファロン騎手にレース中の規則違反で21日間の出場停止を命じた。これはこの種の処分では最も重いもの。

 ファロン騎手は01年〜03年までの3年連続など、英国で6回チャンピオンになったことのある名騎手。英ダービー(英G1)を2勝(99年オース、03年クリスキンKris Kin)など、英愛クラシックだけで10勝。日本では短期免許を3度取得し、コイントスに騎乗した02年白富士S(OP)など計12勝。01年阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)では9番人気のアローキャリーに騎乗して2着に入っている。

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