野元師「息子を応援」、須貝師「走馬灯のように…」

2011年02月28日 12:03

 阪神12Rのマイネルセラーノスが10着に敗れ、野元昭調教師(70)=栗東=は、31年間の調教師人生を終えた。91年エリザベス女王杯のリンデンリリー、08年宝塚記念のエイシンデピュティなどGI2勝。「今までお世話になった皆さんに改めて感謝しながら、1人の競馬ファンとして競馬を、そして息子(昭嘉騎手)を応援させて頂きます。本当に長い間お世話になりました」と優しい笑みを浮かべた。

 小倉10Rのリバートップガン(15着)が最後のレースとなった須貝彦三調教師(70)=栗東=は、しみじみと振り返った。騎手としては73年の天皇賞・春をタイテエムで、調教師としても78年の中山大障害・春のファンドリナイロ、82年の有馬記念をヒカリデュールでV。「これまでの競馬人生が走馬灯のように駆け巡っています。今は無事に調教師を引退できたことを幸せに思います」と静かに微笑んでいた。

提供:デイリースポーツ

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