3連勝で桜の舞台へ、ムーヴオブサンデー

2004年03月14日 15:57

 14日、阪神競馬場で行われた桜花賞トライアル・フィリーズレビュー(G2、芝1400m)は、安藤勝己騎手騎乗の2番人気ムーヴオブサンデー(牝3、栗東・松元茂樹厩舎)が、道中3番手から直線坂下でスパートすると、前走の逃げから一転して後方待機で直線外から伸びてきた1番人気マルターズヒートを1.1/4馬身抑え優勝。デビューから無傷の3連勝で重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分21秒3(良)で、97年のキョウエイマーチを0秒1上回るレースレコード。2着にはマルターズヒート、3着にはフィーユドゥレーヴが入り、以上3頭には桜花賞への優先出走権が与えられる。

 勝ったムーヴオブサンデーは父サンデーサイレンス、母はプリミパッシ賞(伊G3)を勝ったブルティナ(その父Primo Dominie)という血統で、小倉の新馬戦(芝1200m)、萌黄賞(500万下・芝1200m)を連勝しており、今回が重賞初挑戦で初制覇。通算成績は3戦3勝。鞍上の安藤勝己騎手、管理する松元茂樹調教師は昨年もヤマカツリリーで制しており、ともに連覇となった。安藤勝己騎手はフェブラリーS(G1)に続き今年重賞2勝目。松元茂樹調教師は今期初重賞勝ち。また、安藤騎手と松元茂樹調教師のコンビでは重賞5勝目となった。

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