“サニブー”の愛称でも親しまれた2冠馬{horse=1994105719:サニーブライアン}が3日午後10時、けい養先の北海道浦河・うらかわ優駿ビレッジ「アエル」で疝痛のため死亡した。17歳だった。
97年の皐月賞(11番人気)と日本ダービー(6番人気)を、ともに大外18番枠から逃げ切って優勝。ダービーのレース中に骨折して3冠目の菊花賞を断念したが、その後に屈腱炎を発症して引退した。種牡馬としては05年の中日新聞杯を制したグランリーオ、06年愛知杯を勝ったカゼニフカレテなどを輩出。07年に種牡馬を引退して、浦河で余生を送っていた。
「アエル」の池田拓代表は「功労馬のなかでは、一番やんちゃな性格だった。年齢も若く、まさかの気持ちでいっぱいです。今はただ、安らかに眠ることを祈ります」とコメントした。
提供:デイリースポーツ