「第59回阪神大賞典・GII」(芝3000m)は20日、阪神11Rに13頭(トーセンジョーダンは出走取消)で争われ、3番人気の{horse=2005100813:ナムラクレセント}が2番手追走から力強く抜け出し、3馬身半差で圧勝。混戦の古馬長距離路線の主役に名乗りを上げた。勝ちタイムは3分04秒4。1番人気のコスモメドウが好位からしぶとく伸びて2着を確保。3着には最後方から追い込んだ6番人気のモンテクリスエスが入った。
6歳にして重賞初制覇を達成。自身も09年シリウスS(ワンダーアキュート)以来の重賞Vとなった和田は「自分の競馬を心掛けようと思った。折り合いに心配があるけど、2番手で気分よく行けた。4コーナーで反応があったんで押し切れると思った」と笑顔を見せた。
次は天皇賞・春(5月1日・京都)だ。「きょうのようなペースを心掛ければ本番も楽しみ」。混戦模様の春の盾。テイエムオペラオーの主戦が腕をぶした。
提供:デイリースポーツ