神奈川県川崎競馬組合は5日、平成23年度第1回川崎競馬の開催について、12日(火)から「復興支援競馬」として、節電等の対策を講じた上で開催すると発表した。
なお、13日(水)に実施予定だった第14回クラウンC(3歳、南関東G3・ダート1600m、1着賞金1000万円)は15日(金)に行われる。復興支援競馬、被災地支援の内容や節電等の対策など、今開催における概要は以下の通り。
【復興支援競馬の内容】
(1)日程 平成23年4月12日(火)〜15日(金)
(2)開門時間 11時50分
(3)第1レース発走 12時30分
(4)最終レース発走 16時30分(全9レース)
(5)メインレース 第14回クラウンC(南関東G3)
※4月15日(金)16時00分発走予定
【被災地支援の内容】
(1)開催の総売上金(売得金)の1%を義援金として拠出
(2)神奈川県馬主協会から500万円の義援金を提供。神奈川県調教師会、神奈川県騎手会も協力予定
(3)川崎競馬所属騎手及び南関東各競馬場騎手有志による場内での募金活動
【節電等対策】
(1)ナイター開催を取り止め、昼間開催として実施
(2)開催日数の削減(5日→4日)
(3)レース数の削減(51R→36R)
(4)レース間隔を最大限短縮
※1レースから最終レース終了まで4時間で終了、通常5時間〜5時間30分
(5)川崎在きゅう馬中心の競馬番組とし、出走馬輸送用燃料を節減
(6)使用するスタンド及びフロアを最小限の施設に限定
※通常の1、2、3号スタンド→1号スタンドの1階、2階の一部と4階のみ使用
(7)川崎ドリームビジョンの使用中止
※計画停電等の状況によっては、開催を変更又は中止する場合がある。