17日、キーンランド競馬場でケンタッキーダービー(米G1・ダート10f)の最終トライアルレースとなるレキシントンS(米G2・ダート8.5f)が開催される。有力視されているのは、前走のゴーサムS(米G3・ダート8f)に圧勝したサラトガカウンティ Saratoga County(牡3、父Valid Expectations)。同馬は昨年8月のデビュー戦で後続を9馬身差以上突き放して圧勝。その後は今季初戦のスペクタキュラービッドS(米G3)で2着、そして2月のハッチソンS(米G2)で3着と安定した成績を残している。
また、距離適性から、ケンタッキーダービーには向わずに、5月15日のプリークネスS(米G1・ダート9.5f)を目標としているファイヤースラム(牡3、父Grand Slam)も出走を予定している。ファイヤースラムは今年1月のルコントS(G3)で重賞初優勝を果たし、前走3月のルイジアナダービー(米G2)では5着となっていた。