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アンタレスS、タイムパラドックス差し切り

2004年04月25日 15:50

 25日、京都競馬場で行われたアンタレスS(G3・ダート1800m)は安藤勝己騎手騎乗の2番人気タイムパラドックス(牡6、栗東・松田博資厩舎)が、道中後方待機から直線は内を突くと、4角で一旦下がりながら再び伸びてきた1番人気サイレンスボーイを3/4馬身抑え快勝した。勝ちタイムは1分51秒5(良)。3着はヒシアトラス。3番人気クーリンガーは道中2番手から4角では先頭に立つも、直線伸びず4着に終わった。

 勝ったタイムパラドックスは父ブライアンズタイム、母ジョリーザザ(その父Alzao)という血統で、従兄は96年天皇賞・春、有馬記念(共にG1)を制したサクラローレル。1月の平安S(G3)では、今回騎乗した安藤勝己騎手の兄、笠松の安藤光彰騎手騎乗で重賞初制覇を果たしている。通算24戦9勝。安藤勝己騎手は重賞通算23勝目。管理する松田博資調教師は重賞通算24勝目。同レースは共に初勝利。

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