牝馬ニコールバローズに角田師も期待/新潟2歳S

2011年08月31日 11:57

牝馬ニコールバローズが夏の新潟を締めくくる

 牝馬ニコールバローズが同世代の強力牡馬勢を打ち破る。デビュー戦を快勝後はこのレースを視野に順調に調整。状態面も上向きで、角田師も「前回使っていい感じで絞れてきているし、2走目のイレ込みが大丈夫ならいいレースをしてくれるはず」と力が入る。

 新馬戦は直線で狭くなるシーンがあったが、進路を内に切り替えると豪快に伸びて差し切った。2着馬、3着馬が次の未勝利戦で圧勝するなどレースも高レベル。師も「初戦は味のある競馬。不利があったが根性を見せてくれた」と評価する。

 28日には左回りで追い切るなど“新潟対策”もOKだ。栗東CWで6F87秒8-42秒2-13秒4を馬なりでマークし「問題なかった。馬場が悪かったし、時計的にも十分」と満足感をにじませる。

 新潟2歳Sは牝馬の相性がよく2年連続制覇中。連対率も牡馬の10.7%に対して牝馬は13.6%と優勢だ。初の輸送や距離延長などクリアすべき課題は多いが「マイルの方が合っていると思う。乗りやすいし、ここで賞金を加算できれば今後が楽になるから」と力が入る。夏は牝馬。開業初年度の角田厩舎が虎視たんたんと初重賞Vを狙う。

 6月の中山で行われた新馬戦を勝ったあとは、ここ1本に照準を合わせ、調整してきたクイーンアルタミラ。鈴木康師は「ローテーションが楽だったし、この中間はいい調整ができた」と態勢面に抜かりはないことを強調。前走後から短期間ながら、馬に変化も表れている。「首が使えない馬だったが、ここにてフォームが良くなっている」と成長をアピールした。

提供:デイリースポーツ


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