9日、盛岡競馬場で行われた第24回ダイヤモンドC(3歳・ダート1600m・1着賞金300万円)は、草地保隆騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝150円)シャンハイジャパン(牡3、岩手・遠藤陸夫厩舎)が、中団待機策から直線先に抜け出した2番人気マツリダブロッコをクビ差捕らえ差し切り勝ち。勝ちタイムは1分42秒6(良)。さらにクビ差の3着は先行した5番人気エスエヌハヤテが入った。
勝ったシャンハイジャパンは、父シャンハイ、母ドースクダイリン(その父サンシー)という血統。昨年5月の新馬戦(芝1000m)を快勝し、初重賞となった9月のジュニアグランプリ(盛岡・芝1600m)は1番人気に支持されたが、今年3月の京浜盃(南関東G2)で3着に入ったトニケンウイナー(牡3、船橋・岡林光浩厩舎)の2着。次走の若駒賞(盛岡・ダート1600m)で初重賞制覇を飾り、続く南部駒賞(ダート1600m)でも2着と、芝・ダート問わず着実に力をつけていた。今年に入っても3戦2勝の成績で、今回の勝利が重賞2勝目となった。通算12戦7勝(2着4回)。マツリダブロッコとのワンツー決着は5回目で、同馬との通算対戦成績は5勝1敗。