7月8日、英国ニューマーケット競馬場で行われるジュライC(英G1・芝6f)に、シーキングザダイヤ(牡3、栗東・森秀行厩舎)、ドルバコ(牡3、栗東・森秀行厩舎)の2頭が登録した。現時点では72頭が登録している。
シーキングザダイヤは、父Storm Cat、母は98年モーリスドギース賞(仏G1)などを制したシーキングザパール(その父Seeking the Gold)という血統。デビュー戦(芝1400m)は5着に終わったが、その後はアーリントンC(G3)、ニュージーランドT(G2)を含む4連勝を達成。前走NHKマイルC(G1)は2番人気に支持されたが7着に終わっている。通算6戦4勝。ちなみに母はフランスで2戦し1勝、アメリカで3戦し未勝利という海外成績を残している。
ドルバコは父Danzig、母Spring Pitch(その父Storm Cat)で、伯父にクイーンエリザベス二世S(英G1・芝8f)を勝ったセルカーク Selkirkがいる血統。デビュー戦以来6戦全て芝1200mを使われ、4戦目の中京未勝利で2着に3.1/2馬身差をつけ勝ち上がっている。全て1番人気で、6戦1勝2着5回という成績。
森厩舎からは、ドルバコと同じDanzig産駒アグネスワールド(牡9、父Danzig)が、00年ジュライCや、99年アベイユドロンシャン賞(仏G1・芝1000m)などを制している。