エスポワールシチー、頂上決戦へ向け快勝/みやこS

2011年11月07日 11:59

エスポワールシチー、頂上決戦へ向け快勝/みやこS

 「第2回みやこS・GIII」(ダート1800m)は6日、京都11Rに15頭(トーホウオルビスは出走取消)で争われ、1番人気のエスポワールシチーが2番手追走から力強く抜け出す横綱相撲で快勝。GI5勝馬がJCダート(12月4日・阪神)に弾みをつけた。勝ちタイムは1分48秒4。3馬身半差の2着は逃げたトウショウフリーク(4番人気)、さらに半馬身差の3着は5番人気のニホンピロアワーズが続いた。

 下克上をもくろむ他馬を難なくねじ伏せてみせた。「見た目以上にしんどい流れだったが、春先とは馬が全然違うのは分かっていたので。まだまだの部分がありながらも、結果を出してくれたね」と佐藤哲は声を弾ませた。

 トモのバランスを均等にするため、前走の南部杯前から“SSP”と呼ばれる電気針の治療も導入している。「まだ完全とは言えないだろうけど、昔のようなエスポが戻ってくる手応えをつかんだ。今回、勝って向かえるのは大きいね」と安達師。向かう先はもちろん、JCダート。先日、大井のJBCクラシックで火花を散らしたスマートファルコン、トランセンドが予定通りに出走すれば、文字通り砂の頂上決戦が繰り広げられることになる。

 両雄に改めて突きつける挑戦状-。主戦の目の奥がキラリと光った。「きょうの走りができたら負けない。僕らしく、チャレンジできると思う」。完全復活を遂げる瞬間はもうそこまで。先を行く2頭は、手の届く位置にいる。

提供:デイリースポーツ

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