6月4日(現地時間)、英・エプソム競馬場で行われる英オークス(英G1・芝12f)は、社台ファーム生産のサンデーサイレンス産駒サンドロップ Sundrop(牝3、英・S.ビン・スルール厩舎)が長く本命馬として1番人気に支持されていたが、ベットフェアー社のオッズによると、ここにきて人気を逆転され、2番人気となった。
英1000ギニーで、英愛1000ギニー制覇という偉業を達成したアトラクション Attractionの2着したサンドロップに変わり1番人気に踊り出たのは、サンドロップと同じくゴドルフィン所属でS.ビン・スルール調教師が管理する、パンクティリアス Punctilious(牝3・父デインヒル)。ムシドラS(英G3・芝10f)を6馬身差で圧勝。2頭の主戦騎手のF.デットーリ騎手がどちらの馬を選択しているか決まっていないことが影響している模様。
現時点で、英オークスは10頭が出走を予定しており、さらに3番人気にはプリティポリーS(準重賞・芝10f)を6馬身差で圧勝したウイジャボード Ouija Board(牝3、英・EAL.ダンロップ厩舎)が続いている。
A.オブライエン調教師も4頭を出走させる予定。01年英ダービー(英G1)、愛ダービー(愛G1)などG1・3勝のガリレオ Galileo(父Sadler's Wells)の全妹All Too Beautiful オールトゥービューティフルは4番人気、オークストライアル(準重賞)を6馬身差で圧勝したファインモーション(牝5、栗東・伊藤雄二厩舎)の全妹バラカ Barakaは5番人気に支持されている。