中団を追走した6番人気のクレバーバラード(牡、父クロフネ、美浦・岩戸)が、向正面からまくり気味に進出。直線では後続を4馬身突き放し、デビュー戦を快勝した。勝ちタイムは1分58秒3。2着には後方から追い込んだ15番人気のベニノアロー、さらに首差の3着には2番人気のマグメルが入った。なお、1番人気のプボワールベールは11着に終わった。
「加速すると、スピードが落ちない。クロフネ産駒らしいところを生かそうと思って乗りました。うまくいきましたね」と後藤はしてやったりの表情。岩戸師は「搭載エンジンはすごいけど、まだ体がついてこない。そのあたりがマッチすれば」と今後の成長を期待した。
提供:デイリースポーツ