良血馬アドマイヤブルー(5番人気)が、デビュー2連勝でクラシック戦線に名乗りを上げた。道中は好位グループを見る形で進め、直線で馬場の真ん中に持ち出されると、先に抜け出した6番人気のミヤビアミュレットをゴール前で首差捕らえた。勝ちタイムは2分1秒4。さらに3/4馬身差の3着には、12番人気のコスモアンドロメダが入った。なお、中団後方からレースを進めた1番人気のフェノーメノは、7着に終わった。
「実戦を1度使ったことがいい方向に出たようだね。5、6番手で折り合いがついたのが一番の勝因」とメンディザバル。近親には、08年春の天皇賞馬アドマイヤジュピタなどが名を連ねる。「ちゃんと折り合えるので、将来的にも楽しみだと思う」と飛躍を期待した。
提供:デイリースポーツ