注文通りハナを奪った5番人気のバンザイ(牡、父タイキシャトル、栗東・藤岡健)が二枚腰を発揮してデビュー2連勝。良血馬エネアド(2番人気)が迫ると勝負根性を発揮し、首差で振り切った。勝ちタイムは1分53秒9。さらに首差の3着には4番人気のピタゴラスコンマが入った。なお1番人気のミヤビアミュレットは、後方からジリジリとしか伸びず6着に敗れた。
騎乗した福永は「スタートはあまり良くなかったけど、その後はマイペース。この馬場では後ろの馬も脚を使えなかったようだね」としてやったりの表情だ。さすがは昨年のリーディングジョッキー。不良馬場を考慮しての頭脳プレイが光った。
提供:デイリースポーツ