スズカアーサー、厩舎ゆかりの血統で初戦V狙う/新馬戦

2012年02月17日 11:56

馬房で飼い葉を食べるスズカアーサー

 日曜京都6R(芝1600m)に出走するスズカアーサー(牡)は、父ラスカルスズカ、母アイシースズカと同じ橋田厩舎に所属。厩舎ゆかりの血統馬に「この馬も素直ですし、初戦から楽しみですね」と中内田助手は期待感を口にする。15日の最終追い切りでは、栗東坂路で4F55秒8-41秒1-13秒1。時計のかかる重い馬場をモノともしない豪快な脚さばきで、パートナーに1馬身半先着。2週前の1日には、4F51秒9の好時計を叩き出して、12日の古馬500万下を2馬身差で快勝したアドマイヤタイシに3馬身半の先着を決めている。「追うごとに良くなっていますし、あとは実戦にいってどうかですね」。厩舎の期待を背負い、待望の初陣に臨む。
 
 藤沢和厩舎の大物キャノンシュート(牡、父ハーツクライ)が、日曜東京5R(芝1800m)でいよいよデビューを迎える。15日には美浦坂路で4F50秒8-36秒9-12秒2をマークし、僚馬ダノンゴールドを6馬身ちぎった。騎乗した杉原(レースは内田博)も「時計的には少し速かったですね。でも楽に動いていたから。かなりいい馬ですよ」と乗り味を絶賛する。ここまで13本の時計を出しており、仕上がりは極めて良好。「期待しているからこそ、じっくりやってきた。気のいいタイプで初戦から力は出せる」と葛西助手もVへの自信をのぞかせた。府中の長い直線で豪快な一発を放り込む。

提供:デイリースポーツ

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