17日、英・アスコット競馬場で行われたゴールドC(英G1・芝20f)で7着に敗れたハイエスト Highest(牡5、英・S.ビン・スルール厩舎)が、レース中に繋靭帯を断裂し、レース後に安楽死の処置が取られた。
ハイエストは、父Selkirk、母Pearl Kite(Silver Hawk)という血統で、叔父は現役時代、JRA1000万クラスに所属したリオカラノテガミ(牡7、父Red Ransom)。02年グレートヴォルティジュールS(英G2)、英セントレジャー(英G1)2着後に、英国・M.スタウト厩舎から英・S.ビン・スルール厩舎に移籍。移籍後は03年のコロネーションS(英G1)でワーサン Warrsan(牡6、英・C.ブリテン厩舎)の2着に好走していたが、重賞勝ちはない。通算14戦3勝。
なお、最後のレースとなったゴールドCを制したのは、同厩舎のパピノー Papineau(牡4、父Singspiel)で、日本から遠征したイングランディーレ(牡5、美浦・清水美波厩舎)は9着に敗れている。