26日、中山競馬場で行われたブラッドストーンS(4歳上、ダ1200m)に、このレースを最後に騎手を引退する高橋亮騎手(34)が、同じく調教師を引退する父親の高橋隆調教師(70)が管理するニシオドリーム(1番人気)で出走。道中好位追走から直線では鋭く脚を伸ばし、先に抜け出した11番人気カフェマーシャルをクビ差交わし、見事有終の美を飾った。勝ちタイムは1:09.9(不良)。
高橋亮騎手は、福永祐一騎手、和田竜二騎手などと同じ競馬学校花の12期生。1996年3月2日に初騎乗(9着)、同3月24日にブレイヴリバーで初勝利を挙げた。1998年の中日新聞杯(GIII)をツルマルガイセンで重賞初勝利をあげると、2000年にはダイタクリーヴァとのコンビでスプリングS(GII)を制するなど、クラシック戦線を盛り上げた。2011年に調教師試験に合格。JRA通算成績は4523戦305勝(重賞7勝)。
父の高橋隆調教師は1991年3月2日ラストフールで初出走(5着)。同年の9月14日にユウファイブで初勝利を挙げると、1996年クリスタルC(GIII)キングオブケンで重賞初制覇を達成。その後もマーメイドS(GIII)シャイニンレーサーなどで重賞5勝を挙げた。通算成績3681戦207勝(障害328戦22勝)。
【勝ち馬プロフィール】
◆ニシオドリーム(牡4)
父:デビッドジュニア
母:ターフマジョリック
母父:タイキシャトル
厩舎:栗東・高橋隆
通算成績:9戦4勝