阪急杯13着のタマモナイスプレイが巻き返しを狙う。最終デモは栗東坂路で渡辺を背に、セトノハリケーン(4歳1000万下)と併せ馬。テンから勢いよく駆け上がると、あっさり僚馬をパス。力強い脚さばきで2馬身半突き放した。4F53秒3-38秒8-12秒6。鞍上は「ここ最近では一番の動き」と好感触。南井師も「気持ちが前向きに競馬ができれば引けは取らない」と力を込めた。
9歳の古豪サンダルフォンが、6度目のGI挑戦で一発を狙う。栗東CWで一杯に追われ、巨体を感じさせない軽快なフットワークを披露し、6F84秒5-38秒3-12秒0をマークした。長田厩務員は「もともと調教は動く馬ですからね。調子はいいですよ。太め感もないですね。しまいはいい脚を使うので、外めの枠からうまく流れに乗れれば」と強襲劇を描く。
提供:デイリースポーツ