スマートファルコン、スタート直後に挟まれ先手を取れず大敗(撮影:高橋 正和)
現地時間31日、ドバイ・メイダン競馬場で行われたドバイワールドC(北半球産馬4歳上、南半球産馬3歳上、首G1・オールウェザー2000m、13頭立て)に、日本からスマートファルコン、トランセンド、エイシンフラッシュの3頭が出走したが、いずれも着外に終わった。
スマートファルコンはスタート直後に挟まれ、いつものように先手を取れず最後方からの競馬となり10着。トランセンドはハナを切ったが早めに後続に並びかけられる厳しい展開となり、直線に入るとズルズル後退して最下位13着。中団の内を追走したエイシンフラッシュが、日本馬最先着の6着だった。
勝ったのは昨年の3着馬モンテロッソ Monterosso。中団追走から残り300m付近で先頭に立ち、後続を突き放すと、M.バルザローナ騎手がゴール入線前から馬上で立ち上がりガッツポーズを見せる余裕の勝利だった。3馬身差の2着にカッポーニ Capponi、さらに1/2馬身差の3着にプラントゥール Planteurが入り、そこから1/2馬身差の4着にソーユーシンク So You Thinkが入っている。勝ちタイムは2分02秒67(良)。
【勝ち馬プロフィール】
◆モンテロッソ(牡5)
父:Dubawi
母:Porto Roca
母父:Barathea
厩舎:首・M.アル・ザルーニ
生産者:英・Darley
主な戦績:10年キングエドワード2世S(英G2)、11年ドバイワールドC(首G1)3着