道中は後方の外めを追走した3番人気の
ハタノヴァンクール(牡、父キングカメハメハ、栗東・昆)が、3コーナーから徐々に進出を開始。直線に向くとすざまじい末脚を発揮し、2番手から先に抜け出した1番人気の
キングブレイクをゴール前で捕らえ、1馬身1/4差をつけて500万からの連勝を決めた。勝ちタイムは1分53秒5。さらに2馬身半差の3着には、2番人気の
エアハリファが入った。
「本来はもっと早めに動くけど、オープンだから仕掛けを遅らせた。もうちょっと普通の競馬をしたいね。安定感がほしい」。快勝でも四位が課題を挙げたのは期待の裏返しか。昆師は「きょうはメンバーがそろっていた。一戦挟むかどうかだが、レパードS(8月5日・新潟)を目指す」と話した。
提供:デイリースポーツ