ウイジャボード、英・愛オークス両制覇

2004年07月19日 13:25

 現地時間18日、愛・カラ競馬場で行われた愛オークス(愛G1・芝12f、7頭立て)では、K.ファロン騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.57倍)ウイジャボード Ouija Board(牝3、英・EAL.ダンロップ厩舎)が3番人気パンクティリアス Punctiliousを1馬身差抑えて優勝。勝ちタイムはレースレコードとなる2分28秒2(良)。さらに3/4馬身差の3着にはハザリスタ Hazarista。2番人気に支持されたガリレオの全妹オールトゥービューティフル All Too Beautifulは果敢に逃げたものの、さらに7馬身差の4着に終わった。ウイジャボードは、前走7馬身差圧勝の英オークス(英G1・芝12f)に続いての勝利で、英・愛オークス両制覇という快挙を達成した。英・愛オークス両制覇は、99年のラムルマ Ramrumaに次いで史上10頭目となる。

 勝ったウイジャボードは、父がロッキンジS(英G1)を勝ったマイラー Cape Cross(その父Green Desert)、母がSelection Board(その父Welsh Pageant)という血統。昨年の10月に英国・ニューマーケットの芝7fでデビューし、ヤーマス競馬場の2戦目(芝7f3y)で2着に4馬身差をつけ勝ちあがると、続く準重賞(芝8f)では3着。今年に入ってから、5月2日のニューマーケット競馬場で行われたプリティポリー(準重賞・芝10f)で復帰すると2着サフール Sahoolに6馬身差をつけ圧勝。続く英オークスもオールトゥービューティフルに7馬身差をつけての圧勝でしていた。通算成績は6戦4勝。ダンロップ調教師によると、次走は8月17日に英・ヨーク競馬場で行われるインターナショナルS(英G1・芝10f88y)か、翌18日に英・ヨーク競馬場で行われるヨークシャーオークス(英G1・芝11f198y)になる予定。

 鞍上のK.ファロン騎手は、99年のラムルマに続いての同レース制覇で、今年はノースライト North Light(牡3、英・M.スタウト厩舎)で英ダービー(英G1)を、ウイジャボードで英オークス(英G1)を制すなど欧州クラシックで活躍している。

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