24日、新潟競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1600m)は、吉田豊騎手騎乗の3番人気ショウナンパントル(牝2、美浦・大久保洋吉厩舎)が、道中後方待機策から直線馬群を割ると、外から伸びた2番人気ミステリーゲストを1/2馬身抑え快勝した。勝ちタイムは1分37秒0(良)。圧倒的1番人気(単勝130円)に支持されたアドマイヤタイトルは中団待機から直線では内を突いたが伸び切れず3着に敗れた。
勝ったショウナンパントルは、父サンデーサイレンス、母バブルウイングス(その父In the Wings)という血統。叔父には03年菊花賞を制したザッツザプレンティ(牡4、栗東・橋口弘次郎厩舎)がおり、牝系は96年天皇賞・秋(G1)を制したバブルガムフェロー(牡11、父サンデーサイレンス)、種牡馬キャンディーストライプス Candy Stripes(牡22、父Blushing Groom)と同じ一族。サンデーサイレンス産駒は、17日の函館新馬戦(芝1200m)を制したグランプリペガサス(牡2、栗東・田所秀孝厩舎)、18日の函館新馬戦(芝1800m)を制したパーフェクトマッチ(牝2、美浦・萩原清厩舎)に続き今年のJRA新馬戦3勝目で、未勝利戦を含めると5頭目の勝ち上がりとなった。