10日(日)東京競馬場で行われるエプソムカップ(GIII)に出走する
ダノンスパシーバ(牡5 栗東・佐々木晶三)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
●
ダノンスパシーバについて佐々木晶三調教師
「前走は内枠だったので、どこかでバラけたときに外に出せればと思っていたのですが、スローペースで馬群が固まってしまいましたからね。そのまま直線に向くまで馬ごみの中に入っていました。外から馬が来ると気にして、萎縮した走りになってしまいます。伸び伸びと走らせられる分、外枠がいいですね。東京コースは条件戦で2度とも2着、流れさえ合えば向くコースだと思います。
状態はここまで“高値安定”ですね。今朝の最終追い切りは坂路で、ラスト1ハロンは目一杯追ってもらうように指示しました。馬もそれに応えて、いいタイムで上がってきました。毛ヅヤもよく、体調に関しては自信を持てます。
状態がいいので、あとは気持ちの問題ですね。距離のロスを覚悟で、伸び伸びと走らせた方がいいタイプの馬ですから。これまでも強いメンバーと対戦してきましたし、力負けする馬ではないと思います。メンバーは揃っていますが、チャンスだと思っていますから、何とかこの馬に重賞タイトルを獲らせてあげたいです」
(取材:小塚歩)
提供:ラジオNIKKEI